#198 SNSはホームぺージの代わりになるのか?
デジタルメディア情報 2024.11.22
こんにちは。
JOETSUデジタルコミュニケーションズの小林です。
SNSが普及した現代、マーケティングやコミュニケーションの手段として
SNSを活用する企業や店舗が増えています。
特にX(旧Twitter)やInstagramでは、
企業の公式アカウントからの情報発信が目立つようになりました。
SNSを活用することで、企業は顧客とのコミュニケーションが容易になり、
ブランドの認知度向上や販売促進にも寄与するようになった一方で、
自社のホームページを持たず、SNSだけでマーケティング活動を行う企業も増えてきました。
企業が自社ホームページを持たないことに対するユーザーの不満の声
2024年10月11日、X(旧Twitter)で、
「ラーメン屋が公式サイト代わりにインスタ使うの法で禁じることはできませんか。
ラーメンのグラビアじゃなくてメニュー表が見たいだけなんだ」
というポスト(投稿)が話題になりました。
ラーメン屋が公式サイト代わりにインスタ使うの法で禁じることはできませんか。
ラーメンのグラビアじゃなくてメニュー表が見たいだけなんだ— ハンサムワタル (@8036p) October 10, 2024
この投稿に対し、
「公式の情報がSNS(Instagram)のみだと、必要な情報が手に入らない」
といった共感の声が多く寄せらせました。
SNSの役割と強み
SNSの大きな特徴は、その即時性と双方向性です。
企業が新商品を発表したり、キャンペーンを実施したりする際、
SNSを通じて瞬時に情報を発信できます。
例えば、X(旧Twitter)やInstagramでは、投稿がフォロワーにリアルタイムで届き、
コメントや「いいね!」などの反応を瞬時に得ることができます。
また、SNSは視覚的なコンテンツの拡散にも優れています。
特にInstagramでは写真や動画を通じてブランドの魅力を伝えやすく、
先に述べた該当投稿の「ラーメンのグラビア」という表現も、この特徴に基づいたものだといえます。
ホームぺージの役割と強み
一方で、ホームぺージは企業の公式な情報源として重要な役割を果たします。
一般的にホームページには、
詳細な商品情報や企業の沿革、プライバシーポリシー、利用規約など、
信頼性の高い情報が掲載されています。
これにより、顧客は安心して企業の情報を得ることができます。
また、SEO(検索エンジン最適化)対策を行うことで、
検索エンジン経由での訪問者を増やすことも可能です。
使い分けのポイント
このように、SNSとホームぺージはそれぞれの特性を活かして使い分けることが大切です。
SNSは短期間で多くのユーザーにリーチし、
双方向のコミュニケーションを促進するためのツールとして活用します。
例えば、新商品の発売情報をSNSで発信し、
詳細な商品説明や購入ページへはホームぺージに誘導する、といった活用方法が効果的です。
一方、ホームぺージは企業の公式情報源として、
詳細で信頼性のある情報を提供する場として活用することが望ましいです。
むすびに
以上の点を考慮すると、「SNSはホームぺージの代わりになる」とは言えません。
それぞれの用途と強みを理解し、適切に使い分けることで、
より効果的なマーケティング戦略を展開することが可能です。
当社では、SNSマーケティングやホームぺージ制作など、
お客様の課題に合わせた施策の企画立案から実行、運用改善まで幅広く対応しております。
少しでも気になることがございましたら、
ぜひお気軽にJOETSUデジタルコミュニケーションズにご相談ください。
小林(ニックネーム:こばみず)