#191 ライブ配信サービスが若者に人気?概要と定番アプリをご紹介!
デジタルメディア情報 2024.09.24
みなさまこんにちは。
JOETSUデジタルコミュニケーションズの関村です。
近年、SNSマーケティングでは「ライブ配信」が注目されていることをご存知でしょうか?
株式会社クロス・マーケティングの2022年の調査によると、
ライブ配信を視聴したことがある人は全体で48.4%、そのうち配信経験者は7.4%となっています。
20~30代では半数以上視聴経験があり、特に20代では配信経験の割合も高くなっています。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000296.000004729.html
ライブ配信とは
「ライブ配信」とは、配信サーバーやインターネット回線を経由し、
映像や音声をリアルタイムに視聴者に配信する方法のことを指します。
ライブ配信は、「インターネット生放送」や「インターネット生中継」とも呼ばれています。
配信日時があらかじめ決まっているため、
リアルタイムならではのライブ感・臨場感を共有できるのがポイントです。
「何が起こるかわからない」という期待感からも視聴者が集まりやすい傾向があると
考えられるため、オンデマンド配信*に比べ、高い視聴率が期待できます。
*オンデマンド配信とは:事前に制作した動画を予めサーバーにアップロードし、いつでも視聴
できる形式で配信する方法のこと。ライブ配信よりも、リアルタイム性は損なわれるが、配信後も
アップロードした内容を編集することが可能。
<ライブ配信の特徴>
・情報を素早く伝達することが可能
・視聴者とコミュニケーションを取りながら配信が可能
・スキマ時間で気軽に配信・視聴が可能
参照:
https://www.stream.co.jp/blog/blogpost-13901/
https://smarvee.com/column/live-streaming/
https://www.uicommons.co.jp/topics/a190
<ライブ配信の収入>
ライブ配信では、配信者が様々な方法で収入を得ることができます。
①視聴者からのギフト
配信をおこなった際に、視聴者からもらう「ギフト(通称:投げ銭)」が主な収入源となります。
配信をおこなうコンテンツによっては「アイテム」と呼ばれることもあります。
②企業のPR案件
企業が配信者にPR案件として依頼、配信者が商品やサービスを紹介することで、
視聴者の購入を促す仕組み(ライブコマース)を指します。
案件によって異なりますが紹介料として報酬が発生するほか、
売上の一部を報酬として得られることもあります。
③事務所での所属
ライブ配信事務所に所属することで、時給が保証されます。
時給制のため、ギフトが無くても収入を得ることができ、
アルバイト感覚でライブ配信を始めることができます。
その他、配信者自身でオリジナルグッズの販売やイベント等を実施して、収入を得る方法もあります。
参照:https://qooo.chet.com/note/105/
ライブ配信のプラットフォーム
ライブ配信の方法としては、
従来のSNSコンテンツ(YouTube、Instagram、LINE、X、TikTok等)上での配信が
主流となっていましたが、近年では、ライブ配信専用のアプリも多数登場しています。
<ライブ配信専用アプリ例>
①Pocoha(ポコチャ)
・配信者1,000人以上の日本国内でトップレベルの配信アプリ
・配信時間と配信内容に応じて報酬が付与される仕組み
https://www.pococha.com/ja-jp
②イリアム
・顔出し無しで始められるバーチャルライブ配信アプリ
・アプリ内で視聴者が配信者にポイントを送って応援する仕組み
③BIGO LIVE(ビゴライブ)
・グローバルユーザー4億人のライブ配信アプリ
・アプリ内で視聴者が配信者にギフトを送って応援する仕組み
④Spoon(スプーン)
・顔出し無しで始められ、事前録画したもので配信できるアプリ
・アプリ内通過「スプーン」を利用して、視聴者が配信者にアイテムを送って応援する仕組み
ライブ配信の注意点
上記でご紹介したように、ライブ配信は専用アプリも多数存在しているため、
スマホやPCがあればだれでも簡単に始めることができます。
ただし、気軽にできるプラットフォームには注意しなくてはいけない点もあります。
<注意点>
・個人情報を公開しない
・ライブ配信プラットフォームの規約に準ずる
ライブ配信では「常に視聴者がみている」という状況になるため、
普段以上に言葉の表現や行動には特に注意しましょう。
今後の傾向について
ライブ配信をはじめ、近年では動画市場全体が急速に成長しているため、
ビジネス上でも今後も参入していく企業が増えていくことが予想されます。
今回ご紹介したライブ配信やライブコマースなどの活用を検討している企業の場合、
独自のブランドストーリーや革新的なコンテンツフォーマットなども併せて
企画戦略を考えていく必要があるといえるでしょう。
参照:https://jp.vcube.com/sdk/blog/the_future_of_the_video_landscape
むすびに
今回は「ライブ配信」についてご紹介させて頂きました。
JDCでは、動画配信やSNSマーケティングだけでなく、お客様のお悩みにあわせて、
企画立案から施策実行、運用改善まで提供しております。
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関村(ニックネーム:セッキ―オレンジ)