#184 Taboola(タブーラ)広告とは―特徴や強み、今後の展望を解説!―
デジタルメディア情報 2024.08.01
こんにちは!
JOETSUデジタルコミュニケーションズの高瀬です。
今回の記事では、今世界中で掲載メディアやリーチ数を増やしている、
Taboola(タブーラ)広告についてご紹介します。(参考:PR TIMES)
特徴や強み、今後の展望などを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Taboola 広告とは
Taboolaは、世界中の主要メディアサイトと提携しているネイティブ広告プラットフォームです。
ネイティブ広告とは、Google広告やYahoo!広告と異なり、
コンテンツと一体化して自然に表示される広告のことです。
Taboola広告の場合は、
コンテンツ(記事)下の「関連記事」や「おすすめ記事」の欄に広告が表示されます。
ユーザーが記事を読み終わり、集中が分散したタイミングで目に入るため、
従来のバナー広告よりも高いクリック率を獲得できる傾向にあります。
Taboola広告の強み
優良なパブリッシャー(提携している広告掲載メディア)を独占契約
Taboolaは9,000社以上(2023年9月時点)の優良なパブリッシャーと提携、
そのうち約300社と独占契約しています。
GoogleやYahoo!は独占契約メディアを持っていないため、
この点はTaboola広告の大きな特徴になります。
日本の場合は下記のメディアと独占契約しています(一部抜粋)
・au Webポータル(https://portal.auone.jp/)
・文春オンライン(https://bunshun.jp/)
・BuzzFeed(https://www.buzzfeed.com/jp)
・テレ朝news(https://news.tv-asahi.co.jp/) など
つまり、
①信頼性の高いメディアで配信可能
②提携メディアが公開されているため、広告掲載場所の透明性が確保されている
③Taboola広告でしか広告掲載できないメディアがある
という3点がTaboola広告の強みであり、
信頼性が求められる商材(教育関連、高額な商品・サービスなど)において
特に効果を発揮する広告であると考えられます。
今後の展望
Taboola広告を含め、ネイティブ広告市場は今後も成長が期待されています。
下のグラフから、世界のネイティブ広告市場規模は、2021年時点で 853億米ドル、
それに対し2031年には 3,078億 2,177万米ドルと、約3.6倍の成長が見込まれています。
そのためTaboolaでも新サービスの研究に力をいれており、
Taboola Japan株式会社の京極氏はYouTubeでこのように発言しています。
“技術開発に非常に力を入れていまして、年間200億円以上の技術投資をしている”
“広告出稿側に関して言うと、
広告をより効率的に配信するための入札機能に投資して力を入れている”
Taboola広告の入札機能は、従来の
・固定入札
・目標コンバージョン単価制
に加えて、
2024年5月から、
・コンバージョン数最大化
・コンバージョン率最大化
が追加されました。
今後も機能の拡充や、精度の向上が期待できます。
むすびに
今回の記事では、Taboola広告の特徴や強み、今後の展望をご紹介しました。
デジタルマーケティングの成功には、適切な広告媒体の選定と継続的な情報収集が欠かせません。
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高瀬(ニックネーム:ゆうまボーイ)