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#179 スマートニュース、「SmartNews for docomo」をリリース

デジタルメディア情報 2024.06.20

こんにちは。JDC の天野です。

今回は「SmartNews for docomo」のリリース情報を中心に、KDDI(au)やSoftbankなど、

携帯キャリアごとの広告媒体の特徴をご紹介します。

 

 

「SmartNews for docomo」とは

「SmartNews for docomo」は、スマートニュースがdocomoのAndroid端末向けに公開した

ニュースアプリです。2024年4月から同アプリ内で広告配信サービスの提供を開始しました。

※画像:https://markezine.jp/article/detail/45591

 

同アプリ内での広告サービスがスタートし、SmartNews Adsから、「SmartNews」と「SmartNews for docomo」の両アプリへの広告配信が可能になり、広告配信ボリュームが大幅に増加しました。

スマートニュースは今後、新たなターゲティング機能の開発・提供を予定しており、広告効果の向上が見込まれる媒体となっています。

 

 

ユーザーが利用しているニュースアプリについて

今回取り上げた「SmartNews for docomo」のようなニュースアプリは、ユーザーからどのように

利用されているのでしょうか?

 

まず、よく利用されるニュースアプリについて、ICT総研が調査したニュースアプリ別の利用者数を

みると、最も利用されているニュースアプリはYahoo!ニュース(63.5%)、次に利用されているニュースアプリはスマートニュース(56.2%)です。

参考:ICT総研「2021年 モバイルニュースアプリ市場動向調査」

 

 

そして、ユーザーがニュースアプリを見るタイミングについてはMMD研究所から以下のような調査結果が報告されています。
ユーザーが、仕事のある日にニュースアプリを見るタイミングは、「職場の休憩時間」(24.8%)が最も多く、次いで、「通勤中」と「帰宅してからベッドに入るまで」(20.9%)が同率で多い結果となりました。

※出典:MMD研究所調べ(2015年)

 

 

携帯キャリアのシェア率について

ここまでは、ニュースアプリについてみてきました。

「SmartNews for docomo」はdocomoユーザーをターゲットとしたアプリですが、他の携帯キャリアはどのような独自の広告媒体を展開しているのでしょうか?

ここからは、携帯キャリアに焦点を当ててご紹介します。

 

携帯キャリアのシェアについて、モバイル社会研究所の調査結果では「NTT docomo」(32.6%)が最も多く、次いで「au(KDDI、沖縄セルラー)」(18.0%)、「Softbank」(12.8%)が多い状況です。

主要3社で6割強を占めており、シェア率の高さが伺えます。

※参考:モバイル社会研究所「モバイル社会白書2023年版」

 

 

携帯キャリアの独自広告について

最後に、docomo以外の携帯キャリアが展開する独自の広告サービスについて紹介します。

 

ソフトバンク|お知らせメール(スマートフォン版)
ソフトバンクからおススメサービスを不定期にお知らせするプッシュ媒体で、広告配信が可能。

1社(コンテンツ)限定配信、かつ通常のメール受信ボックスに届くため、ユーザーの目に留まり

やすく、非常に高い訴求力がある。
※参考:https://www.softbank.jp/biz/services/digital-marketing/owned/mail-sp/

 

au(KDDI)|auスマートパス
auユーザー以外も利用できる映像や音楽、書籍などのエンタメコンテンツを利用できるサービス。
加入者に送信できるターゲティングメール広告やインフィード広告、コラボADがある。
※参考:https://supership.jp/wp-content/uploads/2018/08/7fea0fde141152a3a3823cf5957ccec7.pdf

 

 

むすびに

今回はスマートニュースがdocomoのAndroid端末向けに公開した「SmartNews for docomo」から、携帯キャリア各社の独自広告サービスまで幅広くご紹介しました。

携帯キャリアが持つ独自の広告媒体は、特定のユーザーに配信(ターゲティング)することができ、

ターゲティングや配信ボリュームの点で期待することができます。

Web広告ではGoogleやYahoo!が主流ですが、告知したい商品/サービス内容によっては、携帯キャリアがもつ広告媒体の活用も検討し、最適なメディアミックスの配信設計をしていくことがポイントになりそうです。

 

JDCでは媒体検討だけでなく、

お客様の商品/サービスの強みを押し出す施策までご提案いたします。

詳細についてご興味のある方は、お問合わせフォームからご連絡ください。

 


 

天野(ニックネーム:あまのっち)
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