#145 経営課題「人材採用」|採用サイトの活用について
デジタルメディア情報 2023.12.25
皆さま、こんにちは。
JOETSUデジタルコミュニケーションズの藤田です。
あっという間に2023年も師走を迎えました。
年を取るにしたがって、時が過ぎるのを早く感じるようになるのって本当ですね・・・
先月11月にJOETSUグループでは
主催 株式会社群馬銀行、共催 ぐんぎんコンサルティング株式会社の
経営者さま向けセミナーを計4回実施いたしました。
テーマは「会社の未来をつくり出す『人材採用戦略』とは」。
今回はセミナー参加者の皆さまも抱えていた課題「人材採用」について
採用サイトを例に 記事をまとめました。
採用サイトの重要性
当社グループでも、毎年新卒採用プロジェクトに力を入れております。
そして採用プロジェクトの中でも最も時間とコストをかけているものは採用サイトです。
【採用サイトは有益な情報源】
2024年卒「採用ホームページに関する調査」の調査結果は以下の通りです。
調査対象:2024年3月卒業予定の全国の大学4年生、回答人数:1,002名、調査時期:2023/6/23~6/28
出展:キャリタス就活|2024年卒 採用ホームページに関する調査(2023)
就活生は就職情報サイトで大枠の情報を収集したのち、
志望度が高い企業についての情報収集は、企業サイト/採用サイトで行っているという調査結果が出ています。
私たちは就活生が求めている情報について理解したうえで、
企業として情報発信をしていかなければなりません。
経営トップのメッセージや社員の声などを掲載することで自社の「リアル」を伝え、
就活生の思いにマッチングするサイト作りがポイントとなります。
【採用サイトの閲覧時期】
出展:キャリタス就活|2024年卒 採用ホームページに関する調査(2023)
ここ数年は、グラフの山がなだらかになっている傾向があります。
就活生が調べたいときに「いつでも」情報を得られる状態にしておくことが重要です。
そして最も重要なのはそれら掲載情報の鮮度です。
【採用サイトの公開時期】
情報発信を3月の採用広報解禁月にあわせるのでは、他社に遅れをとってしまいますし、
就活生が必要としているタイミングで情報収集することができません。
3月以前でも インターンシップ等をきっかけに企業研究を行う就活生も多いでしょう。
当社グループでは毎年、2024年卒向け、2025年卒向け・・・とターゲットを明確にして
そのターゲットが求めている最新の情報について発信を行うようにしています。
当社グループではここ数年、10月1日頃に翌年に採用広報解禁となるターゲットを対象に
採用サイトをローンチしております。
- 4月頃 採用プロジェクトの立ち上げ
- 5月頃 採用戦略の検討
- 6月頃 全体スケジュールの作成と採用サイトの企画・コンテンツ制作
- 7月頃 原稿・写真・動画・デザイン
- 9月頃 コーディング
- 10月 ローンチ
1年の半分以上の月日をかけた取り組みとなります。
採用サイト、つまり採用ブランディングは
企業ブランディングやインナーブランディングにも直結する重要な役割を担っていると考えております。
まとめ
2023年「人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査」の調査結果によると、
「人手が不足している」との回答企業が68.0%にのぼり、
2015年の調査実施以降、最も高い割合を占めました。
また、そのうちの6割以上が「非常に深刻」または「深刻」と回答しています。
出展:日本商工会議所・東京商工会議所/「人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査」(2023)
今回は多くの経営者さま、人事担当者さまが抱えている「人材採用」について
採用サイトの重要性と情報発信のタイミングについて述べさせていただきました。
JOETSUグループではグループそれぞれの力を集結した
「トータル・コミュニケーション・デザイン」を展開しています。
ブランディング、人材採用など様々な経営課題に解決策の検討段階から伴走するサービスです。
デザインやデジタルマーケティングの力で
お客様にとって最適なコミュニケーションデザインをトータルでご提供いたします。
さて、今回が2023年に更新する最後の記事となります。
本年も大変お世話になりました。
また、JDCかわら版を読んでいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞ、JDC含め JOETSUグループをよろしくお願いいたします。
藤田(ニックネーム:よっしー)