#122 【速報】ユニバーサルアナリティクスのXデーとその後
デジタルメディア情報 2023.07.06
みなさまこんにちは
JOETSUデジタルコミュニケーションズの藤田です。
先日、夕食中にテレビを見ていると「竜巻注意報」が出ました。
外から変な音が聞こえるな~ゲリラ豪雨かな~とお天気アプリを見てみると
「雹(ひょう)が降ってる!」「ゴルフボール大の雹」「車がボコボコ」というコメントが。
はっとして家の外の様子をみると、見たことないサイズの雹が。
外に出るのは危険なレベルで降っていて時すでに遅し。
どうすることもできず、翌朝車をみると幾つもの小さなへこみが。
ということで、突然の雹対策はなかなか難しいですね・・・
さて、皆さまは1年前からアナウンスがあった
Googleアナリティクスの移行対策はばっちりでしたか?
本記事の公開日、7月6日(木)現在。
Googleが発表していたユニバーサルアナリティクス(UA)計測停止日の
7月1日からおよそ1週間が経過しました。
あれからUAがどうなったのか、
Googleアナリティクス4(GA4)への切り替え後の注意点についてまとめました。
Googleのリリースとその後
7月6日時点の弊社UAのレポート画面は下記の通りです。
実は計測停止せずに現在もデータは計測されております。
UAの計測停止は全アカウント一斉停止ではなく、順次計測停止となっております。
つまり、いつ計測が止まってしまうかはGoogleのみぞ知る・・・という状態ですね。
今すぐGA4の計測開始を
UAでデータ収集をしていて、GA4への移行を完了していない場合や
正しくGA4の設定ができていない場合。
UAとGA4では計測定義が異なります。
大半は同じ指標となりますが、計測定義が異なっているため
UAとGA4で数値がイコールになることはありません。
今すぐGA4の設定を行い、切り替えたとしても1週間ほどは
計測データがない空白の期間となってしまいます。
この「空白の期間」をできるだけ最小限に抑えるために
今すぐGA4への移行を進めることを 弊社でも強くおすすめしております。
そして、GA4移行後にも注意が必要です。
企業様では前年同月比のデータを分析することが多いです。
GA4での1年以上の蓄積データがない場合、前年同月比のデータを見る場合
計測定義の異なるUAのデータはあくまでも目安にしかならず、比較することができません。
さらに、GA4のデータ反映時間は48時間かかると案内されています。
参照元やチャネルグループなどの流入元単位のコンバージョン数については
2日以上待たないと正しい数字が入ってこない事象も発生しております。
速報などでレポーティングしている場合は、前日のデータは集計途中となり
後日数値が変動する可能性が非常に高いです。
新しいGA4の計測データの取り扱いには注意が必要です。
最後に
「Googleアナリティクスで【計測停止】の警告が出ている」
「7月からGA4でのレポーティングに移行したけど見方がよくわからない」
という企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。
弊社では企業様のサイト改修やリブランディングを行う際にはGoogleアナリティクスのFACTデータ元に改善提案をさせていただいております。
今のWebサイトにご満足いただいている場合でも、何が成果を上げているのか把握することが重要です。
Webサイトを運用する際には、いつでもデータを分析できるように、できるだけ早くデータを蓄積していくことをおすすめします。
藤田(ニックネーム:よっしー)