#85 Google広告で便利な「自動化ルール」の機能をご紹介
デジタルメディア情報 2022.09.20
皆さんこんにちは。
JOETSUデジタルコミュニケーションズWeb広告運用担当の川田です。
Google広告を運用している皆さんは「一括操作」という機能を使っていますでしょうか。
一括操作とはアクションの自動化ができる機能です。
今回はその一括操作の機能の一つである「自動化ルール」をご紹介します。
「自動化ルール」とは
Google広告の公式ヘルプでは「自動化ルール」という名称で呼ばれています。
ですが、Google広告の管理画面上は一部「ルール」とだけ表記されているため少しわかりづらいかもしれません。
Google広告の管理画面上の「ルール」とヘルプの「自動化ルール」は同じものですのでご安心ください。
以下からは「自動化ルール」の名称で統一させていただきます。
自動化ルールでできること
以下はGoogle公式の説明です。
自動化ルールでは、指定した設定と条件に応じて自動的にアカウントに変更を加えることができます。広告ステータス、予算、入札単価などの変更が可能です。
Google公式ヘルプ:https://support.google.com/google-ads/answer/2472779?hl=ja
上記に記載されている通り「指定した設定」と「条件」を決めておくことで、自動で広告アカウントの内容を変更できる便利な機能です。
「指定した設定」とは「キャンペーンのオンオフ切り替え」や「予算の変更」、「キーワードの切り替え」、「配信ターゲティングの変更」など、様々な設定が可能です。
「条件」とは、「日時の指定」や「入札単価」、「表示回数」、「クリック数」、「クリック率」など、こちらも様々な指定が可能です。
設定と条件を組み合わせることで、ほんの一例ですが下記のような設定ができます。
例1:毎週土曜日の0時になったら土日専用の広告に変更、日曜の23時59分になったら平日用の広告に変更する
例2:毎月1日の0時時点で「広告A」の表示回数が10万回を超えていたら「広告A」を停止し「広告B」の配信を開始する
例3:毎日18時時点でその日の広告費が1万円を超えていたら広告キャンペーンを停止する
自動化ルールはこんなところで活躍する!
実際に自動化ルールを利用した方が便利な場面は多くあります。
例えば
・広告管理画面を確認することができない休日や深夜の時間に広告アカウントに変更を加えたいとき
・指定の時間に広告アカウントに変更を加えたいが数が多すぎて手動での対応が難しい時
・「Aの条件に当てはまる」かつ「Bの条件に当てはまるもの」のみに変更を加えたいが、目視でその両方の条件に当てはまるものを見つけるのが難しい時
など。
どれも手動での切り替えが難しい状況を例に上げさせていただきました。
もちろん上記のような場面だけでなく、「何度も広告に変更が必要で作業時間が多くて面倒な時」にも自動化ルールを設定することで作業工数を減らすこともできます。
特に、一日の中で何度も変更が必要な広告を運用している方は自動化ルールで一気に作業時間を短縮することができるかもしれません。
まとめ
本日は「自動化ルール」について簡単にご説明させていただきましたがいかがだったでしょうか。
自動化ルールは、設定できる項目が多岐にわたるため使いこなすのは難しいかもしれません。
ですが、とても便利な機能です。
自社で広告を運用していて「作業時間が多くて大変」と感じている方は是非お試しください。
ただし、自動化ルールで軽減できる作業はほとんどが単純作業です。
広告の入稿や運用そのものの作業を軽減することは難しいです。
デジタル広告の運用が難しい、デジタル広告の運用作業が負担になっているという方は是非一度JOETSUデジタルコミュニケーションズにご相談ください。
JOETSUデジタルコミュニケーションズでは皆さんが現在運用してる媒体の最適化だけでなく、ご希望の媒体でのシミュレーションも作成・ご提案させていただきます。
デジタル広告での運用をもっと効率化したい、もっと多くのユーザーに知ってもらいたいとお考えの方に最適なご提案をさせていただきます。
それではまた。
川田(ニックネーム:あっきーさん)