#45 ”5G”のあれこれ
デジタルメディア情報 2021.10.18
皆さんこんにちは。
JOETSUデジタルコミュニケーションズWeb広告運用担当の川田です。
2019年のデータでは個人におけるスマートフォンの保有率は67.6%と言われております。
(※総務省「通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252110.html)
そのスマートフォンについてですが、最近は様々な携帯キャリアから5G(ファイブジー)を宣伝しているのを見かけます。
実際5Gとはどのようなものなのかご存じでしょうか。
何となく聞いたことはあるという方のために、少しだけ5Gについてご説明します。
5Gとは
5Gとは、「5th Generation(第5世代移動通信システム)」の略で、携帯電話などに用いられる次世代の通信規格のことです。
アナログ通信時代の携帯電話を1G、デジタル通信規格になり2Gと世代が変わるごとにナンバリングが増えてきて2020年代の新しい高速通信企画を5Gと呼びます。
4Gとの違い
4GとはおもにLTE(Long Term Evolution)という3Gを「長期的に進化」させた高速通信技術のことです。
そのLTEをよって4G対応スマートフォンの利便性をさらに向上させ、普及にも一躍買っていました。
その4Gと新たな5Gとの差とはどのようなものでしょうか。
もっとも象徴的な違いは通信速度です。
5Gの最大通信速度は下り最速10Gbpsと言われており、下り最速1Gbpsである4Gの約10倍となっています。
例えば4Gで1分かかっていた動画のダウンロードが5Gなら6秒で終わってしまうということですね。
もちろん実際には通信環境に左右されるため上記のような理想の通信速度までは出ないことがほとんどです。
ですが、4Gよりも5Gの方が明らかに速い、というのは間違いありません。
通信環境のいい場所であれば今までの4Gで十分な速度を感じているという方も多いかと思いますのでその10倍と聞けば如何に高速通信であるか分かるかと思います。
5Gになって変わること
日常生活の中で5Gになって劇的に変わったと意識できることはそこまで多くないかもしれません。
少しだけ便利になったと感じるだけの方も多い可能性もあります。
ですが、今後世界のスマートフォンの使用台数がさらに増加し同時接続台数が増加した場合、5Gでは同時接続可能数が向上しているため大きな問題もなくスムーズな通信ができる、といったような皆さんが気が付かない裏側での利便性が向上しているのは間違いありません。
自分の通信は5Gに自然に移行しているのか
3Gから4Gへの転換期を目の当たりにした方であれば知っているかと思いますが、5Gの通信は5G対応端末でしかできません。
その為、4Gで使用していた過去の端末では勝手に5G通信になっているということは基本的にありません。
また、各携帯キャリアは5G用のプランを別途用意しているため、契約内容も変更しなければ5G通信に勝手につながるということはまずないでしょう。
企業コミュニケーションにおける5G
私たちJOETSUデジタルコミュニケーションズでは、デジタル領域を使い様々な企業をご支援させていただいておりますが、デジタル領域での変化には様々な影響を受けます。
例えばスマートフォンでのWEBサイトの閲覧や動画視聴が一般的になったのも通信速度の向上が寄与しているのは間違いありません。
スマートフォンでの閲覧、視聴がPCユーザーに肉薄、もしくは追い越していればWEBサイトの作りや動画のターゲットをスマートフォンユーザー向けに作る必要があります。
現在はまさにスマートフォンのユーザーがPCユーザーを上回るコンテンツが多数ありますのでPCユーザー向けとスマートフォンユーザー向けでクリエイティブや広告配信を分けるのは必須と言えるでしょう。
今後の5Gの影響
5Gの通信速度はとても高速ですが現在の日本の通信キャリアでは通信容量に制限がある場合が多く、理論上の高速通信を存分に享受することが難しいのも現状です。
今後通信量を気にせずに高速通信を利用できるプランが増える事で動画なども頻繁に表示できるようになるため、今後の通信環境の向上に期待しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今後は5Gが主流になるのはおそらく間違いありませんので、さらに通信速度は高速化していくでしょう。
高速化することでよりリッチなコンテンツをユーザーに届けることができる為、企業コミュニケーションに限らずユーザーが満足するクリエイティブのハードルがどんどん高くなっていくことになると思います。
私たちJOETSUデジタルコミュニケーションズでもリッチコンテンツの制作に力を入れていますので動きのあるWEBサイトや動画コンテンツなどにご興味がある企業様は是非一度ご相談ください。
以上運用担当の川田でした。
川田(ニックネーム:あっきーさん)