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デジタルメディア情報や社員の活動などをご紹介する
「つるまう日記」を毎週発信しています。

#124 投稿側の実態 YouTubeショートの逆風

つるまう日記 2023.07.24

皆さんこんにちは!

JOETSUデジタルコミュニケーションズの関村です。

 

ここ最近、暑い日が続いておうちでまったりしてしまう…なんて方も多いのではないでしょうか?

これからさらに本格的に暑くなってくると思いますが、栄養価の高い野菜や果物を摂取して、夏を乗り切っていきましょう!

 

最近、私は夏バテ対策の参考として、SNSを利用しています。

特に参考にしてしまうのがショート動画。

ショート動画は、LINE・Twitter・YouTube・Instagram・TikTokなど、様々なSNSツールで投稿されていますよね。

その中でも、私はYouTubeショートをよく利用していますが、最近、YouTubeショートによる影響で投稿者側(クリエイター側)が苦境に立たされているのはご存知でしょうか?

 

そもそもYouTubeショートとは

「YouTubeショート」とはYouTubeで公開されている60秒以下の短い縦型動画のことを指します。2020年9月にインドで初公開され、2021年7月から日本国内でも利用できるようになりました。

 

参考:https://youtube-jp.googleblog.com/2021/07/youtubeshorts.html

 

ショート動画の市場概況

ショート動画の市場は急速に成長しており、多くのプラットフォームがショート動画機能を導入しています。競争も激化しており、クリエイターだけでなく企業もショート動画を活用する機会が増加しています。

出所:2023年のショート動画はどうなる?最新トレンド調査

上記の株式会社エビリーの調査では、YouTube全体でのショート動画の割合は、2022年12月時点で約10%にまで増加していることが分かります。

参考:https://kamuitracker.com/blog/archives/15309

 

YouTubeショートの広告収益

YouTubeショートの市場動向を確認してみると、投稿数が増加しており、業界的にもかなり注目されているコンテンツだと考えられます。

2023年2月1日、YouTubeはこのショート動画サービス「YouTubeショート」でショート広告の提供を開始。通常の動画だけでなく、ショート動画からも収益を得られるようにしました。

参考:https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230111-2559918/

 

YouTubeショートの逆風

YouTubeショートの広告収益を得られるようになった後、

投稿者側の収入は増加するどころか減少傾向にあることはご存知でしょうか?

 

2023年7月14日、

人気ユーチューバー ヒカキンなどが所属する国内最大のYouTube事務所UUUMが前2023年5月期決算を発表いたしました。売上は230億8700万円(前々期2.1%減)、営業利益は1億9500万円の赤字となり、2017年の上場以来初の営業赤字に。最終損益も、投資有価証券の評価損を計上したことで10億5300万円の赤字の決算となっています。

 

YouTubeショートの再生回数増加に伴い、通常の動画の再生回数が想定を下回ってしまったことで、全体の収益が減少してしまったことが要因の一つとして上げられています。

参考:https://toyokeizai.net/articles/-/688000

 

収益化目的以外のショート動画活用について

このような状況のなか、企業様がショート動画の活用をご検討される場合は、収益化目的よりも、多くのユーザーにリーチできる利点を利用したプロモーション、マーケティング施策での活用がおすすめです。

過去のかわら版記事でもショート動画について紹介していますので、併せてご参考にして頂けますと幸いです。

https://www.joetsu-dc.com/blog/digitalmedia/20230515-sns-shortmovie/

 

<企業のショート動画活用事例>

  • 株式会社マイナビ│マイナビ転職公式チャンネル

就職・転職・進学情報の提供や人材紹介などを行う、大手人材紹介企業・株式会社マイナビが運営するサービスです。仕事にまつわる「あるある」ネタを投稿し、ユーザーの共感を獲得。

 

  • 株式会社リンクロノヴァ│ながの社長のハッピーチャンネル

総合建設業の「株式会社リンクロノヴァ」の公式YouTubeチャンネルです。

2020年のYouTubeチャンネル開設当初は、ビジネスアカウントとして情報を発信していましたが、最近では会社で調理する社員の様子とそこで完成したものを食べる社長のやりとりを中心に発信しています。社長や社員の人柄やリアクションも好評で、固定のファンがついていることで安定したエンゲージメントを獲得しています。

 

通常の動画の場合、しっかりと時間を確保することが必要ですが、60秒以内のショート動画であれば内容が凝縮されているため、サクサクと動画を流し見しやすいのが特徴です。

このようにエンタメ感ある内容の縦型動画を投稿すれば、多くのユーザーから視聴してもらいやすくなります。

 

 

参考:https://liskul.com/vertical-movie-2-102555

https://kamuitracker.com/blog/archives/15309

 

むすびに

JDCでは、縦型ショート動画の制作はもちろん、SNSを活用した縦型広告など、トレンドに合わせたサービスを展開しております。

・縦型ショート動画に興味がある

・動画を活用したマーケティング活動をおこないたい

・縦型ショート動画に興味があるが、社内で制作できるスタッフがいない

・SNSを活用した縦型動画広告に興味がある …等

少しでも気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください!


 

関村(ニックネーム:セッキ―オレンジ)
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