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#118 EFOとは?ユーザー目線のWebサイトづくりを解説!

つるまう日記 2023.06.05

みなさまこんにちは!

JDCの植木です!

 

インターネットが普及した現代。企業でもWebサイトを持つことが当たり前になり、お客様との接点はリアルからデジタルまで幅広く展開しています。

企業のWebサイト開設状況を見ても、その数は年々増加していることがわかります。

 

【ホームページの開設状況(時系列、産業分類別)】

※総務省「令和4年通信利用動向調査報告書」から引用

 

当社でも多くの企業様に対してWebサイト制作のご支援をさせていただいておりますが、デザインがきれいな「だけ」のWebサイトではもったいないと考えています。

今回はつくることが当たり前になった企業Webサイトについて、「ユーザー目線で使いやすい」Webサイトづくりをご紹介します!

 

Webサイトにおけるユーザー行動

「ユーザー目線で使いやすい」Webサイトを考えるには、まず、そもそもユーザーがWebサイトにおいてどのような行動をしているのかを把握する必要があります。

下の画像は当社のWebサイトを参考に作成した簡易的なペルソナ(理想的なユーザーの行動)です。

今回はWebサイトにユーザーが訪問するまでの集客については考えず、サイトに流入してからの流れを簡単な図に表しました。

かなり簡易的な表現をしたため、ほとんどの企業サイトがこのペルソナに当てはまるのではないでしょうか。

 

ここで重要なポイントは、どのようなWebサイトにおいても「お問い合わせ」や「資料請求」がゴールであることが多いという点です。

 

ユーザーの行動変容はエントリーフォームから

少し話は前後しますが、企業のWebサイトは何のためにあるのでしょうか?

企業によって答えは様々ですが、そのひとつに「ユーザーの行動変容をもたらすため」という目的があります。これは、サイトを見たユーザーが購買や問い合わせなど、行動に何らかの変化を起こすことを指します。

 

行動変容を目的としたWebサイトのCV(コンバージョン)こそ、「お問い合わせ」や「資料請求」ができるエントリーフォームにあります。

しかし、エントリーフォームはサイト内において離脱率の高いページであり、ユーザー目線のWebサイトづくりにおいて見落とされがちな落とし穴でもあるのです。

 

EFOでユーザー目線のWebサイトに

EFOとは「Entry Form Optimization」の頭文字を取った略称で、「入力フォーム最適化」のことを意味します。

Webサイト内を回遊してエントリーフォームに辿り着いたユーザーの離脱を防ぎ、入力完了率を高めるための施策です。

 

ユーザーの必要情報を取得するためのエントリーフォームですが、下の図のような構成になっています。

画像は当社のお問い合わせフォームですが、EFOにより様々なお問い合わせをいただいております。

 

EFOでは構成要素ひとつひとつに対して、ユーザーが更に使いやすくなるような改善を行うことが重要です。

具体的には下記のような改善策があります。

 

・タイトル・ラベルをわかりやすい表記にする

・入力フィールドを明確に区切る

・入力完了までの項目数を表示する

・ラベルは最低限にとどめる

 

細かい内容にはなりますが、このような改善を行うことでユーザーにとって使いやすいエントリーフォームになり、ユーザーの離脱を防ぐことができます。

結果としてWebサイトの目的であるユーザーの行動変容を果たせるような、デザインがきれいな「だけ」ではないWebサイトができあがるのです。

 

むすびに

さて、今回はユーザー目線で使いやすいWebサイトについて、EFOに絞ってご紹介しました。ほとんどのWebサイトで唯一、ユーザーのアクションを必要とするエントリーフォームだからこそ、「ユーザー目線」で考えることが重要です。

 

当社ではWebサイトの制作はもちろん、リニューアルのご相談も承っております。デザインがきれいな「だけ」ではないWebサイトで、企業様の課題解決をお手伝いいたします。

ご興味がございましたら、ぜひ、お問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!


 

植木(ニックネーム:うえち)
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