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「つるまう日記」を毎週発信しています。

#104 要注意!ECサイトの競争激化と購入までの罠?

つるまう日記 2023.02.20

 

皆さんこんにちは。

JOETSUデジタルコミュニケーションズの関村です。

 

先日、学生時代の友人が結婚することになり、

友人3人で「炊飯器」をプレゼントすることになりました。

 

メーカーや商品名まで決まった段階で、家電量販店の実店舗やECサイトを比較して検討。

すると、気になったことがありました。

メーカーが出品しているECモールを利用して、購入予定の炊飯器を確認してみたところ、商品の本体カラーはホワイトとブラックの2機種存在していました。しかし、本体カラーの違いで価格に10,000円もの差が生じていました。単純に「在庫が少なくなっている機種・カラーの価格が高騰しているのかな?」と思いましたが、「さすがに10,000円の差は大きすぎるな…」と感じ、本体カラーがホワイトでもブラックでも金額に差がないECサイトを利用して購入しました。

 

この体験をした後、

「友人と手分けして調べているのに、購入までにかなり時間がかかったな…。」と同時に、

「届くまで少し心配…。何事もないと良いな…。」という不安を感じました。

メーカーが出品しているECモールで購入した場合、商品に不備があったとしても問い合わせ先が明確なため、消費者側は安心感が生まれます。しかし、今回は、家電を取り扱っている通販会社のECサイトを経由して商品を購入したため、「何か問題があった際、本当に対応してくれるのだろうか?」という不安がありました。

自分用で購入することを考えたら、「購入を急いでいない限り、途中で離脱しまいそうだな…。」と感じてしまいました。

 

ふと振り返ってみると、

「以前、ECで買うのにこんなに疲れたかな?」と疑問を持ち、最近のECサイトの状況を調べてみました。

 

ECサイト内の競争の激化

ECはもともと実店舗に比べて価格競争が起きやすい市場ではありますが、

コロナ禍の影響により、ECサイトの需要が高まっている状況です。

最近では、新規参入の事業者が増え、各社で顧客の取り合いが激しくなってきています。

出典:経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」

 

そのため、商品を購入するにも比較するメーカー・サイトが増え、

消費者的には、以前よりも検討する時間がかかる傾向があると推測されます。

【参考】

MakeShop by GMO「【2023年版】EC業界動向ネットショップの開業は今が好機?コロナ禍での今後について」

 

競争の激化による被害

近年の価格競争の激化により、出品者の質の低下も問題視されています。

ECの需要が高まった影響で、送料を高く設定する出品者の出現、

クレジットカードの不正利用、なりすまし注文等々….。

こうした問題が多発し、

SNS上では、消費者がECサイトの運営に不満の声を募らせています。

 

実際に、

インターネット通販の相談件数は、コロナ前と比べて全体の30%も増加しています。

出典:独立行政法人国民生活センター「新しい“消費”生活様式」の影響で相談増加!?インターネット通販のトラブルにあらためて注意!

 

「お家にいてもお買い物ができる」とコロナ禍の影響で需要を高めたECサイトですが、

思わぬ罠が潜んでいる可能性がありますので、しっかりとリサーチした上で購入することが大事ですね。

 

JDCでは、「トータル・コミュニケーションデザイン」というサービスを展開しております。

「デジタルマーケティング」と「クリエイティブデザイン」の両軸で、お客様の経営課題を解決いたします。

今回お話させて頂いた「ECサイト」だけでなく、営業拡大・販路開拓、新商品・新サービス開発など、経営者の皆さまが直面するお悩みを解決いたします。

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関村(ニックネーム:セッキ―オレンジ)
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