#90 Googleアナリティクスで分かることと活用方法
つるまう日記 2022.10.24
こんにちは。JDC荻久保です。
肌寒くなってきましたね。朝、布団から出にくい季節がもうすぐ来ると思うと、今から冬眠を検討したいです。人間なので無理ですね。元気よく働きます。
さて突然ですが、みなさまの自社Webサイトについて、次の質問にお答えいただけますでしょうか。
・先週、Webサイトへ訪れたユーザーの数は?
・先月、Webサイト経由でコンバージョン(お問合せや資料請求、商品の購入)までいたったユーザーの数は?
・過去半年間で、Webサイトのなかでいちばん閲覧されたページは?
・過去1年間で、Webサイトへ訪れたユーザーの流入元でいちばん多いものは?
なかなか、諳んじてお答えいただくのは難しい質問かと思います。
Googleアナリティクスを自社Webサイトに導入されていれば、実はこういった質問にはわずか数分で答えを出すことができます。
試しに、Google社が提供している、Googleアナリティクスのデモアカウントで、先ほどの質問に対する答えを見てみましょう!
・先週(ここでは2022年10月10日~16日とします)、Webサイトへ訪れたユーザーの数は?
答え:19,899人
・先月(ここでは2022年9月とします)、Webサイト経由でコンバージョン(ここでは商品の購入とします)までいたったユーザーの数は?
答え:2,521
・過去半年間(ここでは2022年2022年4月1日~9月30日とします)で、Webサイトのなかでいちばん閲覧されたページは?
答え:「Home」 https://shop.googlemerchandisestore.com/
・過去1年間(ここでは2021年10月1日~2022年9月30日とします)で、Webサイトへ訪れたユーザーの流入元でいちばん多いものは?
答え:Organic Search(自然検索)
と、いったように、答えを導きだすことができます。
とは言っても…そんなデータを知ることができたところで、活用する場がないし、計測する必要ないよ、とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
一例ではございますが、こういったGoogleアナリティクスで取得できる自社Webサイトのデータを、何に活用できるのか、下記にご紹介いたします!
例えば…BtoB企業の場合
メルマガを顧客へ送る際、過去に失注した顧客、取引があった休眠顧客、取引がないが接点のある顧客、といったような顧客ステータスや、顧客の業界ごとにパラメータ(Googleアナリティクス上でどのURLをクリックして流入したのかが分かる印のようなもの)を振り分けることで、Googleアナリティクス上で顧客ステータスや業界ごとに下記のようなデータが分かり、分析に活用できます。
・送付メール数に対する流入数の割合
⇒確度の高い業界
⇒メール送付後にフォロー架電や訪問をするべき顧客 など
・流入後、閲覧しているページ
⇒顧客が疑問に感じたこと
⇒案内した内容以外に興味を持った製品やサービス など
このようなデータが分かると、勘や経験だけに頼らない営業活動が可能になりますよね!
例えば…オンラインショップをお持ちの企業の場合
オンラインショップ上での売り上げや注文数はもちろん、詳細な設定をすることで下記のようなデータも取得することができます。
・ユーザーがカートに商品を追加した数
・ユーザーがほしいものリストに商品を追加した数
・ユーザーがカートから商品を削除した数 など
上記はほんの一部であり、ユーザーが購入に至るまでの様々な行動を数値化して取得することが可能です。
売り上げや注文数だけでなく、そこに至るまでの行動を分析することで、オンラインショップの改善点を見つけ出し、さらなる売り上げ増加につなげることもできます。
上記以外にも、Webサイトリニューアル前後のデータや、キャンペーンやセールを実施した期間としていない期間のデータ、前年同月比のデータ等の比較も可能です。
とにかく様々な活用方法があるので、Googleアナリティクスを導入されていない企業さまは今すぐに導入することを推奨いたします。
私どもJDCでは導入からその後の活用まで伴走してサポートいたします!
Googleアナリティクスって何からやり始めればいいんだろう…とお悩みの方は、下記のページからお気軽にご相談ください!
https://joetsu-dc.hp.peraichi.com/ga4_support
荻久保(ニックネーム:イン・ドア子)