#87 iPhone14シリーズ発売!気になる機能とプライバシー対策
つるまう日記 2022.10.03
こんにちは! JDC企画担当の岡田です。
突然ですが皆さまはどんなスマホを使っていますか?
私は10年以上Apple社のiPhoneシリーズを愛用しています。
初めてスマホを手にしたのは高校1年生の時で、iPhone 4が発売されたタイミングでした。当時はスマホの黎明期だったこともあり、クラスでスマホを持っているのは2~3名ととても少なかったのを覚えています。
そんな思い入れのあるiPhoneですが、今月上旬にiPhone 14シリーズの発売が発表されました。
意外と知られていませんが、世界のスマホシェアはiOS(iPhone)が27.8%、Androidが71.5%となっており、Androidが主流です。一方日本国内では、iOS(iPhone)が64.8%、Androidが35.0%となっており、日本と世界では対称的なシェアになっていることがよくわかります。
出典:https://gs.statcounter.com/os-market-share/mobile/ (2022年8月現在)
また、国内におけるOSシェアをユーザー属性で見てみると、男女ともに年齢が低いほどiOSユーザーが多く、年齢が高いほどAndroidユーザーが多いそうです。
出典:https://www.videor.co.jp/digestplus/market/2019/07/34637.html
そこで今回は国内で約6.5割の支持を受けているiPhoneの新作、「iPhone14シリーズ」の気になる機能を一部ご紹介しようと思います。
①シリーズ最長のバッテリー駆動時間
iPhone 14 Plusで最大26時間、iPhone 14で最大20時間のビデオ再生が可能になりました。
②「Dynamic Island」を採用
iPhone 14 Proのディスプレイは従来のノッチが廃止され、バックグラウンドで動いているアプリを表示することができます。
③新機能「Photo Engine」
露出の異なる複数のピクセルからベストなものを選び、1枚の画像に合成することで、
クオリティの高い写真を撮影することが可能になりました。
④新機能「衝突事故検出機能」
自動車での衝突事故を検出し、あらかじめ指定した緊急連絡先に自動で通知されます。
また、ユーザーのプライバシーやセキュリティへの関心がたかまっていることをうけ、
Apple製品には様々なプライバシー機能を搭載されています。
・Safari「プライバシーレポート」
Safariがブロックしているすべてのサイトを越えたトラッキングを確認できます。
・Safari 「フィンガープリント対策」
簡略化されたシステムプロファイルを閲覧したウェブサイトと共有して、データ会社による個人の特定を難しくします。
・アプリのトラッキングの透明性
アプリがトラッキングしようとしている情報に制限をかけることができます。
・メールプライバシー保護
Eメール送信者へのIPアドレスを非公開にすることができます。
出典:https://www.apple.com/jp/iphone-14/
このような機能があることで、ユーザーは安心してiPhoneを利用することができます。
スマホが生活に欠かせないアイテムになっているからこそ、今後もこのようなニーズは高まっていくのではないかと思います。
それと同時に、これからはユーザーのプライバシーに配慮した広告やWEBの運用が求められているのではないかと感じました。
今年の4月に改正個人情報保護法が施行され、提供先の企業で別の情報と照合して個人の特定が可能であれば、Cookie*取得時に本人の同意が必須となりました。
*Cookieとはウェブサイトを訪問したユーザーの情報をブラウザ上に一時的に保存する仕組みのこと。
Cookieには「ファーストパーティCookie」と「サードパーティCookie」が存在します。
これらはどのドメインサーバーから発行されるかによって異なります。
ファーストパーティCookie:アクセスしたウェブサイトと同じドメインが発行
サードパーティCookie:閲覧中のドメインとは異なるドメインが発行
Apple社やGoogle社は近い将来サードパーティCookieを停止する方針です。
従来のGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス 通称:UA)などのアクセス解析ツールは、Cookie情報をもとにデータの収集・処理を行っていましたが、Cookie情報の取得制限など規制が進んだことで、取得できるデータに不足や欠損が生じるようになりました。
そこで期待されているのが「Google アナリティクス4(通称:GA4)」です。
GA4では、会員IDを発行しているサイトではそのIDで、会員IDを発行していないサイトではGoogleシグナルを使用してユーザーを識別することができます。
これによりユーザーのプライバシーを尊重したデータの処理・収集をすることができます。
GA4は欧米の高いプライバシー水準に則っているため、今後起こり得るプライバシー規制の変化にも対応することが可能です。
出典:https://blog.google/products/marketingplatform/analytics/new_google_analytics/
きたるべきCookie規制に備えて今からできる対策を行いましょう!
- 自社のメディアやウェブサービス内で会員登録などのログイン制度を導入する
- サードパーティCookieを利用したリターゲティングが難しいため、初回訪問時にユーザーを囲い込めるような仕組み作り・ファンづくりを行う
- 個人のプライバシーを尊重したデータ収集をするためにGA4を導入する
JDCならWEB広告やサイト運用に関するお悩みを、広告のプロ・分析のプロが解決いたします。
お客様のご要望に合わせた最適なプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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https://joetsu-dc.hp.peraichi.com/ga4_support
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岡田(ニックネーム:アボカド)