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「つるまう日記」を毎週発信しています。

#61 “タイパ”を追求してしまう自分に辟易した話

つるまう日記 2022.03.07

こんにちは!JDCの荻久保です。

先日は暖かい日が続いて、自宅にいても暖房をつけずに過ごせた日がありました。3月になりましたし、そろそろ春になることを期待してもいいでしょうか。ただ、群馬の春は強風がセットですし、そろそろ花粉も猛威を振るいます。そしてそうこうしているうちにすぐに暑くなるのでしょう…。

 

さて、タイトルに書いた“タイパ”、みなさんご存じでしょうか?

コストパフォーマンスならぬ、タイムパフォーマンスの略語だそうです。

 

“タイムパフォーマンスとは、あるものに費やす時間とそれによって得られるものや満足度を対比させた度合いのこと。できるだけ短い時間で得られるものが大きい場合、「タイムパフォーマンスが高い」と表現する。”

引用:https://makitani.net/shimauma/time-performance

 

そしてこんな記事も見つけました。

『失敗したくない若者たち。映画も倍速試聴する「タイパ至上主義」の裏にあるもの』

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84099?imp=0

 

“倍速試聴が習慣づいている若者たちの口癖は「外したくない」だ。「回り道」や「効率が悪い」ことを、とても恐れている。倍速視聴の根っこにあるのも、それだ。2時間の作品を1時間で観られたら、たしかに「効率」はいい。

彼らは、2時間の作品が1時間で観られたことを、「タイパがいい」と言う。「タイムパフォーマンス」の略、いわば「時間コスパ」だ。無駄な時間が生じることを、何よりも恐れている。“

 

どきっ…としました。以前、このJDCかわら版で「バラエティ番組とYouTubeは2倍速で視聴する」と書いた荻久保ですが、まさにこの考え方が自分の根幹にあるなと気づいたからです。(さすがに映画は倍速では観ませんよ!)

特にYouTubeは、「自分が時間をかける価値があるかどうか」で観るか観ないかを決めている気がします。しかも、一瞬です。登録チャンネルの一覧に表示されるタイトルとサムネイル、動画の尺を見て「いま観る」か「あとで観る」か「観ない」かを、画面をスクロールする一瞬で判断しています。そして倍速で視聴を始めて、「自分が時間をかける価値がない」と判断したら、すぐに次に観る動画を探し始めます。

言葉で書くと恐ろしいことをしていますね。(笑)もう少し心に余裕を持って生きたいものです。まずは倍速視聴をやめ、1本の動画をじっくり楽しむことからスタートしたほうがよいでしょうか…。

 

でも、上記記事を拝読すると、私と同じように考えている同世代は多いようです。

 

ということは、広告にもタイパを求めるユーザーは多いのではないかなと感じました。

YouTube広告ひとつをとっても、「観たいと思っていた動画を観る時間を削ってでも、続きが気になる内容の動画広告かどうか」、その後ランディングページに流入したとしても、「知りたいと思う内容が分かりやすく記載されているか=時間をかけずに自分が理解できるか、心が動くか」を重視するのでは、ということです。

「ユーザー視点」という言葉を使ってプランのご提案をさせていただくことが多いですが、これもひとつの「ユーザー視点」の考え方だと思い、広告プランやランディングページの構成などをご提案するうえで、改めてこの考え方は重要だと感じた出来事でした。ユーザーが「時間をかける価値があるほど、気になる、知りたい、欲しい」と思えるクリエイティブやランディングページのご提案を追求していきたいと思います。

 

最後に、JDCでは群馬県内の企業さまにご活用いただけるお役立ち資料をご用意しております。

https://www.joetsu-dc.com/documents/

無料でダウンロードできますので、みなさまの企業活動の一助としていただけますと幸いです。

 

それでは、日に日に風が強くなる群馬県ですが、強風により突如目に入ってくる砂埃にはお気を付けください。

以上、JDC荻久保でした。


 

荻久保(ニックネーム:イン・ドア子)
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