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デジタルメディア情報や社員の活動などをご紹介する
「つるまう日記」を毎週発信しています。

#196 画像生成AI|話題のGrok・Photoshopの便利機能

デジタルメディア情報 2024.10.28

 

皆さま、こんにちは。

JOETSUデジタルコミュニケーションズの藤田です。

 

JDCのかわら版ではこれまで様々なAI記事を投稿してきました。

・#181 生成AIで記事作成はできる?実際にChatGPTで記事を作成してみた

・#150 テキストだけで画像ができる!「Adobe Firefly」の便利な使い方!

・#129 実は著作権侵害? AIでのコンテンツ生成

 

今回は話題の生成AI「Grok」についてと

画像編集ツールとして多くの人に利用されている「Photoshop」の

生成AI機能についてご紹介します。

 

 

新鋭「Grok」とは

GrokはChatGPTに似ていますが、

X(旧Twitter)を通じて最新のニュースやトレンド情報をリアルタイムで取り込むことができます。

そして他の生成AIでは回答を拒否されるような鋭い質問への回答も可能で、

ユーモアのある自然な回答を得意としています。

 

 

Grokでできる画像生成は?

最新バージョンのGrok-2にはFLUX.1という画像生成エンジンが統合されています。

これによって、テキストプロンプトから高品質な画像を生成することが可能になりました。

Grokの画像生成機能を利用する際にはXのプレミアムプランに加入することが必須です。

現時点ではテキスト生成には日本語が対応していますが、

生成画像内での日本語の出力には対応していません。

※画像内に日本語を含むことができない。

 

今回のアップデートによって、高品質な画像生成もできるようになったGrokについては

今後も新機能のリリースなど目が離せませんね。

 

Grokように毎年、高性能な新しい生成AIや新機能がリリースされていますが、

昔からデザイナーやDTPオペレーターが活用している

画像編集ソフト「Photoshop」の生成AI機能も侮れません。

 

 

Photoshopの生成AI機能

Adobe Photoshopの生成AI機能は、画像編集を大幅に効率化し、

クリエイティブな作業をサポートしてくれます。

 

・電線や人物を除去

ワンクリックでシーンを理想の状態にすることができます。

不要なものを取り除く削除ツールで、背景にある電線や映り込んでしまった人物など

不要な要素を自動的に検出して削除することができます。

 

・次世代の生成塗りつぶし

最新のAdobe Firefly Image Modelを活用して「生成塗りつぶし」ができます。

画像内に要素を自然に追加することができ、より多彩でリアルな画像を生成します。

 

・境界を超えて画像を拡張

ウェブサイトやチラシを制作する際に画像を入れるスペースの比率と元データの比率が異なり、

(あぁ・・・もうすこしこの画像が横に長かったら・・・)

(うっ・・・この途中で切れてしまっている建物の全体像があれば・・・)

と思うことはありませんか?

生成拡張機能を使用すると、

簡単にシーンにぴったりと溶け込むコンテンツで画像を拡張することができます。

参考:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/features.html

 

どの機能でもとても簡単に高品質な画像の生成が可能です。

Photoshopの生成AI機能にはたくさんのメリットがありますが、懸念点も存在します。

複雑なプロンプトや詳細な指示に対して期待通りの結果が得られない場合もあります。

Adobeはあくまでも生成AIをクリエイターの補助ツールとして位置付けています。

 

また、Adobeの場合は生成する際に同社が運営している素材サービス「Adobe Stock」から

素材を活用しているため、生成される画像は著作権侵害のリスクがなく、

安心して利用できる点が魅力です。

しかし、ベータ版で生成したものに関しては商用利用が禁止されているため注意が必要です。

 

私たちはこれらの懸念点を理解しつつ、

生成AI機能を活用することでクリエイティブな作業をより効率的に進めることができます。

 

 

まとめ

GrokやPhotoshopの生成AI機能はクリエイティブな作業を大幅に効率化し、

より迅速かつ簡単に高品質な画像を生成できるようになります。

 

私も今回は生成AIを活用しながら最新情報を調査し、記事をまとめました。

テキスト生成の場合もやはり補助ツールとして活用していきたいですね。

 

JDCでは生成AIに関する情報以外にもかわら版で

最新のデジタルマーケティング情報を発信しておりますので、情報収集にぜひご活用ください。

 


 

藤田(ニックネーム:よっしー)
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