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#190 【YDA】【LINE広告】広告文を生成AIが提案する機能の提供開始

デジタルメディア情報 2024.09.17

 

皆さんこんにちは。

本日はLINE広告とYahoo!広告がリリースした

生成AIによる広告文提案機能をご紹介いたします。

 

 

リリース日

2024年7月8日にYahoo!広告 ディスプレイ広告とLINE広告でリリースされました。

 

 

機能の内容(公式のニュースリリース)

以下は公式のお知らせに記載の内容です。

 

【LINE広告の場合】

必要情報を入力するだけでタイトルやディスクリプションが

生成AIによって自動で生成される機能です。

主に下記ケースに当てはまる方々に推奨する機能となります。

・タイトルやディスクリプションの検証が十分に出来ていなかった場合

・LINE広告にマッチするテキストが分からない場合

・テキストの制作工数を削減したい場合

参考:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20240709/

 

【Yahoo!ディスプレイ広告の場合】

広告管理ツールにおいて、

レスポンシブディスプレイ広告のタイトルと説明文を生成AIが提案する機能の提供を開始しました。

広告に設定する最終リンク先URLなどを入力すると、

入力した情報をもとに生成AIがタイトル・説明文を提案します。

この機能により、提案されたタイトル・説明文の確認と調整のみで

簡単に広告文が作成できるため、広告作成の手間や時間を削減できます。

ぜひご利用ください。

参考:https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20240703/

 

 

注意点や機能の補足について

生成AIによって広告文を生成したとしてもそのまま広告配信がされてしまうことはありません。

その点は安心ですが、

生成された広告文がLINEヤフー社の推奨する広告文かと言われるとそうではありません。

あくまで「提案機能」となりますので、

広告文の内容を皆さん自身で確認し広告配信に適切かどうか判断する必要があります。

 

LINE広告の「生成AIによる広告文提案機能のサービス利用規約」にも

下記のように記載があります。

 

【LINE広告 生成AIサービス利用規約】

第2条(生成AIの利用に伴う確認等)

  1. 本機能は生成 AI を利用しています。当社は、生成テキストについて、その信頼性、正確性、最新性、完全性、有効性、特定目的への適合性、有用性及び継続性について保証しません。生成テキストには、不正確な情報や差別的又は暴力的な内容等が含まれる場合があります。お客様は、出力された生成テキストに対して必要な修正、削除等を行うものとし、入稿素材について法的責任を負うものとします。なお、生成テキストは、当社の見解を示すものではありません。

参考:https://www.lycbiz.com/sites/default/files/media/jp/terms-and-policies/pdf/line-ads/LINEAds_TermsOfUse_GenerativeAIservices_jp.pdf

 

上記のように生成AIによる広告文の作成はあくまで広告主や広告運用者の

作業負担を軽減するための補助機能としてとらえるのがよいかと思われます。

上記のほかにも生成AIによる広告文の作成機能には利用制限があります。

以下はYahoo!ディスプレイ広告のヘルプに記載してある注意点です。

 

【Yahoo!広告ヘルプ】

  • 生成AIによるタイトル・説明文の生成は1アカウントにつき1カ月最大30回です。
    30回利用すると翌月まで利用できません。

参考:https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000052513?language=ja

 

上記の通り残念ながら利用制限があります。

LINE広告も同様に30回/月までとなりますので、頻繁に利用する場合は注意が必要です。

 

 

利用方法

【Yahoo!ディスプレイ広告の利用方法】

レスポンシブディスプレイ広告の新規作成画面または編集画面に表示される

「タイトル・説明文を生成AIが提案」ボタンから利用できます。

 

 

「タイトル・説明文を生成AIが提案」ボタンを押すと以下の画面が表示されます。

 

広告のリンク先に使用するURLを入力します。

また、含めたい文言がある場合は最大3件まで登録可能です。

上記2点を入力したら下部の「生成を開始」をクリックします。

 

【LINE広告の利用方法】

以下、冒頭で記載したニュースリリース内に記載がございます。

参考:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20240709/

 

  1. 広告マネージャーから、[広告]タブ > [広告を作成]をクリックして
    「キャンペーン」と「広告グループ」を選択します
  2.  タイトル・長いタイトル・ディスクリプションの各テキストタイプの入力欄の右上に
    「生成AIを使って作成する」ボタンが出ます。
  3. 「生成AIを使って作成する」ボタンを押下すると、
    「生成AIを使ってテキストを生成」というウィンドウが立ち上がります。
  4. 生成の元となる以下の情報を入力してください。「*」印のつく項目は入力必須項目です。
    └ 業界* / 商品・サービス名* / ランディングページ/ キーワード / アピールポイント
  5. 必須項目が入力された状態で「生成する」 ボタンを押すと、テキスト生成が開始されます。
  6. 「リセット」を押すと入力がリセットされます。
  7. テキストが生成されると「生成結果」タブに 生成結果が表示されます。
  8. 広告に登録したいテキストを選択した状態で「適用」ボタンを押すことで、
    管理画面の入力欄に 適用されます。 適用後、選択したテキストの編集が可能です。
  9. 生成できる回数には限りがあり、クレジット数として管理されます。
    クレジットはウィンドウの右上の表示から確認ください。
    1アカウントあたり30回/月のクレジットが付与されます。
    1回の生成で、1回分のクレジットを消費します。
  10. クレジットは毎月月初に上限まで付与されます。
    使い切ってしまった場合は翌月月初までお待ちください。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

生成AIは様々な可能性を秘めていますが、

どのツールをどのように使えばいいかは自分自身で調べて選択しなければいけません。

ですが、今回のような広告管理画面に「ちょっと手伝ってくれる機能」として

設置してあるととても使いやすいですよね。

 

JOETSUデジタルコミュニケーションズでは、

今回のような媒体の最新情報や追加機能の解説などを随時発信しております。

今後も新機能や新しいプロダクトなどが登場した際はどんどん情報発信していきますので、

是非JDCかわら版を引き続きご確認ください。

 

それではまた。

 


 

川田(ニックネーム:あっきーさん)
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