#143 知っておきたい!WEB広告の裏ワザ
デジタルメディア情報 2023.12.20
こんにちは!JDCの岡田です。
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近はクリスマスが近いこともあり、街中がクリスマスの飾りつけやイルミネーションであふれています。大人になってもクリスマスの雰囲気はワクワクしますよね。
WEB広告においても、クリスマス関連の訴求を目にする機会が多くなってきました。
私は職業柄、WEB広告を見かけると、このようなことがつい気になってしまいます。
- このWEB広告ってどんなターゲティングで配信されているんだろう?
- この広告主って他にどんな広告を出しているんだろう?
この記事を読んでいる方にも共感していただけるのではないでしょうか。
そこで今回は、このような疑問を解決するWEEB広告の裏ワザを2つご紹介いたします。
- 【裏ワザ①】自分に配信されているWEB広告のターゲティングを確認する方法
- 【裏ワザ②】どんなWEB広告が出稿されているかを確認する方法
【裏ワザ①】自分に配信されているWEB広告のターゲティングを確認する方法
Yahoo!、Google、Metaなど大手広告プラットフォームは、広告の透明性や品質を保つため、ユーザーに対して「広告が表示される理由」を明示しています。
この「広告が表示される理由」を確認することで、自分に配信されているWEB広告のターゲティングを把握することができます。
●こんな方におすすめ!
- 自分にWEB広告が配信されている理由が知りたい
- 競合がどんなターゲティングに向けて配信しているか知りたい
●確認方法
【Yahoo!広告】
STEP1: 広告に表示されている「ⓘマーク」をクリック
STEP2:「広告表示設定」をクリック
STEP3:「この広告の表示理由について」のタブをクリック
〈表示理由〉
- 30歳以上
- 設定した性別が男性、または、ヤフーが推定した性別が男性のため。
- 広告主のウェブページやアプリを過去に利用された、または、ウェブサイトやアプリの閲覧などのアクティビティと関連性が高い情報、または、配信対象リストに含まれていたため。
- 広告主によって設定された広告掲載先に閲覧中のページが含まれている、または、現在閲覧中のコンテンツと関連性が高い情報のため。
【Google広告】
STEP1: 広告に表示されている「ⓘマーク」をクリック
STEP2:「広告の表示について」を確認
〈表示理由〉
- この広告主のサイトまたはアプリへのアクセス
- 時間帯や大まかな現在地(国や都市など)
- 閲覧したウェブサイト
- 商品を購入したことのない新規のユーザーに広告表示したいという広告主の要望
【Meta広告】
STEP1: 広告に表示されている「…」をクリック
STEP2:「この広告が表示される理由」をクリック
STEP3:「この広告が表示される理由」を確認
〈表示理由〉
- 日本語でやり取りした
- 年齢が23~27歳
- 主な所在地が日本になっている
【注意事項】
- 年代や性別、リターゲティング配信などの大まかなターゲティングを確認することはできますが、興味・関心などの詳細なターゲティングまでは確認することができません。
- 広告プラットフォームはユーザー情報や閲覧ページなどをもとにユーザーの属性を推定・認識しているため、広告のターゲティングとユーザーの実態が異なる場合があります。
例:ユーザーは20代女性だが、閲覧ページの傾向から30代男性向けの広告が表示される。
【裏ワザ②】どんなWEB広告が出稿されているかを確認する方法
Google、Metaなどでは、出稿された広告を検索する機能を公開しています。
この機能を活用することで、誰が、いつ、どんな広告を出しているのか調べることができます。
●こんな方におすすめ!
- 競合がどのような広告を配信しているのか知りたい
- 特定のキーワードでどのような広告が配信されているのか知りたい
【Google広告の場合】
STEP1:「https://adstransparency.google.com/」にアクセス
STEP2:「期間」「国」「フォーマット」「トピック」を選択
STEP3:「🔍」に広告主やURLを入力して検索
STEP4:検索結果を確認
【Meta広告の場合】
STEP1:「https://www.facebook.com/ads/library/」にアクセス
STEP2:「国」「広告カテゴリ」を選択
STEP3:「🔍」にキーワードや広告主を入力して検索し、検索結果を確認
※Meta広告はFacebookやInstagramなど、どのプラットフォームで配信されたかも確認することができます。
むすびに
近年、広告プラットフォーム各社で広告の透明性や信頼性、安全性を高めるために様々な対応を進めており、今回ご紹介した裏ワザもその一部です。
ユーザー目線で見ると、誰が、いつ、どんな広告を誰に出しているのかがわかり、安心して利用することができますが、広告主や代理店目線で見ると、適切な広告運用がされていないことで、会社の信用問題に関わってしまいます。
今後は、ただ広告を配信するのではなく、ユーザーにとって信用できる広告であるかが重要なポイントになることが予想されます。
JDCでは、経験豊富なWEB広告のプロが運用をサポートしており、成果にコミットする運用はもちろん、広告の透明性・信頼性・安全性にも対応いたします。
- WEB広告に興味があるけど、どうすればいいかわからない
- WEB広告を内製化しているけど、今の運用に不安を感じている
などでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
岡田(ニックネーム:アボカド)